2014年4月1日火曜日

吹奏族とは 背景、目的、参加方法

吹奏族ができた背景

はじまりは吹奏楽専門誌「バンドピープル」
1980年10月号の編集後記に書かれた
当時編集部員の方によるネタ記事によって、
読者の集まったことがきっかけです。
同誌を情報の中心として、全国に波及したイベントです。

現在、バンドピープルは休刊していますが
かわりにインターネットの情報力を用い、
全国各地でそれぞれの吹奏族が活動しています。 



吹奏族をする目的

基本的にきいていただくための演奏ではなく、
あくまで演奏者本人たちが
心から純粋に演奏の楽しむことを目的としています。

一般的なコンクールバンドでは夏前になるとコンクール曲しか演奏できなかったり、
場合によっては人数が少ないため、吹きたい曲があっても合奏できないことがあります。
さらに現在楽団に入って演奏していても、「吹き足りない」と感じることもあります。
そうした悩みを抱えている方々に対して、吹奏族への参加は一つの解決策となるかもしれません。

加えて
  • 所属団体などの縛りにとらわれず好きな曲目を好きなように演奏して楽しみたい
  • 普段決して接することの無い人との交流が図りたい
  • 買ったり、仕入れたりした譜面の実演奏における雰囲気を知りたい
  • 自分が所属している演奏会のエキストラ(友達)探し
・・・などなど、いろいろな可能性を秘めたもの、それが吹奏族です。



目的達成への方法
  • 開催時期
大垣吹奏族さんでは概ね3ヵ月ごと、
大阪吹奏族さんでは1ヶ月ごとに開催しています。
各吹奏族により開催時期はさまざまです。
京都吹奏族では概ね1~2ヶ月に一回ごとに行う予定をしています。
開催予定はこのブログmixifacebookでを知ることが出来ます。
  • 演奏時間
後にも記していますが15曲から20曲程度吹くことを想定しているため
概ね半日、もしくは練習を含めると一日かかる予定です。
  • どこで
各吹奏族により室外、室内など規定されている場合があります。
京都吹奏族の場合は基本的に屋外で行います。
雨が降ったら橋の下で演奏したり、天候があまりにひどい場合には中止します。
開催場所はその都度開催予定をご参照ください。
  • 誰が
顔、年齢・性別・住んでいるところ・経験・パート・所属団体・上手い下手等
背景も実績もすべてが違う人間が当日集まって演奏します。
基本的に人数あわせのための口裏あわせは無く、誰が来るかはわかりません。
そして参加を強制することも、また出来ません。

  • どんな曲を
楽曲は定番なオリジナル吹奏楽曲を中心に、マーチ、マーチング曲や
ポップス、クラシックのアレンジも含め15~30曲程度演奏します。基本的に初見演奏です。
ですから合奏途中で曲が止まったり、ソロが抜けて無音状態になることもあります。
チューニングやバランスなんては最悪かもしれません。しかし、そんなことは気にしません。

また目的のところにも記してありますが、
「こんな曲がやってみたい」「こんな曲を持ってきたのだけど」
などと言った”楽譜の持込”も大歓迎です。

さらに誰が来るかわからないことから、場合によっては
譜面の読み替えで本来別のパートにある美味しい箇所を吹くことが出来ます。
B譜:Cl⇔S.sax⇔T.sax⇔Trp.⇔Bb Hr.
C譜:Fl.&pic⇔Trb.⇔Euph⇔Tuba
Eb譜:A.sax⇔B.sax
は譜面の読み替えをしなくても吹くことは出来ます。



 京都吹奏族への参加
  • 連絡
基本的に事前連絡は必要なく、
参加希望者は開催情報を見て当日現地に集合してください。
勿論事前にメールいただいても結構です。
  • 持ち物
楽器
譜面台
参加費
 
その他必要と思われるものをご持参ください。

緊急の買い物があったりすることが考えられるため
出来る限りコンビニなどが近くにあるところで開催する予定ですが
朝からこられて一日中楽器を吹き続ける場合などには
お昼ご飯などを用意されてもよいかもしれません。

メール:kyotosuisouzoku@gmail.com
google+:https://plus.google.com/117048098215868487437/posts?hl=ja&partnerid=gplp0
ブログ:http://kyotosuisouzoku.blogspot.com/

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